足の感覚が鈍い
「床に触れている感じが分かりにくい」「靴下の上から触られているような感覚が続く」「足をぶつけても痛みに鈍い」
そんな“足の感覚の鈍さ”に悩んでいませんか?
感覚が鈍いというのは、神経が何らかの原因でうまく働いていないサインかもしれません。とくに糖尿病や代謝の異常、血流障害、神経の圧迫が関わっていることがあります。
当院「かけい内科 糖と甲状腺のクリニック」では、こうした症状の背景にある病気を丁寧に評価し、早期の対応で悪化や合併症を防ぐことを大切にしています。
足の感覚が鈍いとは?
足の感覚が鈍いとは、通常なら感じるはずの「触った感じ」「温度」「痛み」などが分かりにくくなる状態を指します。多くの場合、末梢神経(足先に分布する細い神経)の異常が関係しています。
感覚の低下は、転倒やけがの原因になったり、傷や火傷に気づかないまま悪化してしまうこともあるため、軽く考えず、できるだけ早く受診しましょう。
足の感覚が鈍くなる主な原因
足の感覚が鈍くなる背景には、以下のような原因が考えられます。
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糖尿病による神経障害(糖尿病性末梢神経障害)
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足の血流が悪くなっている(閉塞性動脈硬化症など)
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腰椎疾患による神経圧迫(椎間板ヘルニアなど)
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ビタミン不足(ビタミンB1・B12)
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甲状腺機能の異常
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慢性腎臓病(尿毒症性神経障害)
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薬の副作用やアルコールの多飲
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長時間の圧迫や冷え
これらは早期に対応することで改善が期待できるケースも多いため、「年のせいかな」と自己判断せず、一度ご相談ください。
考えられる疾患
足の感覚が鈍いときに考えられる疾患には、以下のようなものがあります。
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糖尿病性神経障害
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閉塞性動脈硬化症(ASO)
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腰椎椎間板ヘルニア
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脊柱管狭窄症
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ビタミンB12欠乏症(悪性貧血など)
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甲状腺機能低下症
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慢性腎不全による神経障害
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多発神経炎(ニューロパチー)
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ギラン・バレー症候群
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アルコール性末梢神経障害
複数の疾患が重なって症状を起こすこともありますので、総合的な評価が重要です。
こんな症状が一緒にあるときは要注意
足の感覚鈍麻に加えて、以下のような症状がある場合は、内科的な精査が必要です。
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両足同時にしびれたり感覚が鈍い
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歩行中につまずきやすくなった
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足の傷や火傷に気づきにくい
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手の指先も同様に感覚が鈍い
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血糖値が高いと指摘されたことがある
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排尿や排便の感覚も鈍い
これらは神経や代謝、血流に関する疾患のサインかもしれません。
足の感覚が鈍いときの検査と治療
当院では、足の感覚鈍麻がある方に対して、次のような検査を組み合わせて原因を調べていきます。
主な検査
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血液検査(血糖、HbA1c、ビタミン、甲状腺ホルモン、腎機能など)
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尿検査(糖・蛋白など)
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血圧脈波検査(足の血流を見る検査)
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神経伝導速度検査(必要時)
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エコー(甲状腺・動脈硬化)
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連携医療機関でのMRI検査(脊椎疾患が疑われる場合)
治療の方向性
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糖尿病性神経障害
血糖コントロールを行い、神経の悪化を防ぎます。必要に応じて神経障害を和らげる薬も併用します。 -
血流障害による感覚低下
生活習慣の見直しや薬物療法、必要に応じて血管治療を検討します。 -
ビタミン不足や内分泌異常
不足している栄養やホルモンの補充を行います。 -
神経圧迫による場合
リハビリや整形外科との連携の上、適切な処置を検討します。
足の感覚が鈍いときによくある質問
Q1. 年齢のせいで感覚が鈍くなってきただけでは?
A1. 年齢とともに神経の働きが弱まることはありますが、糖尿病や血流障害など、治療できる原因が隠れていることも多いため、放置せず一度ご相談ください。
Q2. 足の裏がジンジンしているだけでも診てもらえますか?
A2. はい。足の裏の違和感や鈍さは、糖尿病神経障害の初期に多く見られます。些細なことでもお気軽にご相談ください。
Q3. 手足の感覚が両方鈍いのですが、関係ありますか?
A3. 全身性の疾患(糖尿病、ビタミン不足、甲状腺疾患など)では、左右・上下両方に症状が出ることがあります。当院で原因を総合的に調べることが可能です。
院長より
足の感覚が鈍くなると、日常の些細な動きが不安になり、「このまま歩けなくなったらどうしよう」と感じる方もいらっしゃいます。
「かけい内科 糖と甲状腺のクリニック」では、糖尿病や内分泌・代謝疾患を中心に診療を行っており、足のしびれや感覚鈍麻の診断・治療に力を入れています。
東浦和駅から徒歩2分の立地で、検査や結果の説明もスムーズに行える体制を整えておりますので、「ちょっとおかしいかも」と思った段階でご相談ください。大きな病気を未然に防ぐ第一歩になるかもしれません。
