尿の回数が多い(多尿)
「最近、トイレに行く回数が増えた」「夜中に何度も起きてしまう」「水分をたくさん摂っているわけでもないのに、尿の量が多い」――そんな症状にお困りではありませんか?
このような「多尿」は、日常生活に支障をきたすだけでなく、体の中で何らかの異常が起きているサインであることがあります。
当院「かけい内科 糖と甲状腺のクリニック」では、尿の異常の背景にある内科的疾患、特に糖尿病や内分泌疾患を専門的に診ています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
多尿とは?
医学的に「多尿」とは、1日の尿量が3,000mL以上となる状態を指します。ただし、実際の診療では「回数が多い」「すぐトイレに行きたくなる」「夜何度も起きる」など、尿の「量」と「頻度」の両方が問題になることが多いです。
多尿の主な原因
多尿の背景には、以下のようなさまざまな原因があります。
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水分摂取の増加(習慣的な水分の摂りすぎ)
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血糖値の異常(糖尿病など)
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ホルモンの異常(内分泌疾患)
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薬剤の影響(利尿剤、降圧薬など)
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心理的な要因(ストレスや不安)
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腎臓の機能異常
単なる加齢や一時的な体調変化と思われがちですが、放置すると進行する病気もあるため、早めの受診が大切です。
考えられる疾患
多尿の症状が見られるときに考えられる代表的な疾患は以下のようなものがあります。
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糖尿病
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尿崩症(にょうほうしょう)
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慢性腎臓病(CKD)
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高カルシウム血症
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低カリウム血症
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原発性アルドステロン症
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甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)
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心因性多飲症(水を大量に飲む習慣)
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利尿剤の使用によるもの
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妊娠初期や更年期に伴うホルモン変化
当院では、糖尿病・内分泌・代謝疾患を専門とする医師が、血液・尿検査、ホルモン検査、画像検査などを用いて、これらの疾患を丁寧に評価・診断いたします。
多尿に伴いやすい症状
多尿は単独で現れる場合もありますが、他の症状を伴うことがあります。以下のような症状がある場合は、より注意が必要です。
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強いのどの渇き
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疲れやすさ、倦怠感
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夜間の頻繁な排尿(夜間頻尿)
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急激な体重減少
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手足のしびれ
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むくみ
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めまい、立ちくらみ
これらの症状は、糖尿病やホルモン異常など、重大な疾患のサインである可能性があります。
多尿が気になるときの検査と治療法
当院では、尿の回数や量が多いと感じる方に、以下のような検査と評価を行っています。
検査内容
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血液検査(血糖、電解質、腎機能、ホルモン)
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尿検査(尿糖、尿タンパク、比重など)
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甲状腺機能検査
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腹部エコー(腎臓、膀胱などの評価)
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ホルモン刺激試験(必要に応じて)
治療方法
原因となる病気や状態により治療は異なりますが、主に以下のような方法があります。
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糖尿病が原因の場合:血糖コントロール(食事療法・運動・薬物治療)
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内分泌疾患の場合:ホルモン治療や薬物調整
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利尿薬が原因の場合:投与の調整または中止
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心理的要因が強い場合:生活習慣の見直しや必要に応じた専門的ケア
多尿についてのよくある質問
Q1. 水をたくさん飲んでいるから尿が多いのは正常ですか?
A1. 一時的なものなら問題ないこともありますが、必要以上に水を飲んでいる可能性や、体内のホルモン異常が原因で「喉が渇く→多尿」が続いているケースもあります。医師の判断が必要です。
Q2. 夜中に何度もトイレに起きます。これも多尿ですか?
A2. 夜間頻尿の一種で、多尿の一症状です。加齢の影響もありますが、糖尿病やホルモンバランスの乱れが原因のこともあります。
Q3. 検査はどのくらいかかりますか?
A3. 当院では血液検査や尿検査、甲状腺エコーなどを院内で行うことができ、当日中に結果が分かるものも多いです。忙しい方でも受診しやすい環境を整えています。
院長より
尿の回数が多くなると、外出が不安になったり、夜眠れなかったりと、生活の質が大きく損なわれることもあります。特に糖尿病やホルモンの病気が関係している場合、早めに対応することで将来的な合併症を防ぐことができます。
私たち「かけい内科 糖と甲状腺のクリニック」では、糖尿病内科・甲状腺内科を中心に、尿にまつわる症状も専門的に診療しています。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。東浦和駅から徒歩2分と通いやすく、検査もその場で完結できる体制を整えています。
患者さん一人ひとりのお悩みに寄り添いながら、安心できる診療を提供いたします。
